箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年3月25日
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箱根の湯本小校庭に18日、エリトリアの陸上選手、モゴス・シュメイ選手(19)が訪れ、地元陸上クラブの練習に加わった。
同国はアフリカ北東にある国で、五輪の事前キャンプで箱根に来る事が決まっている。2月下旬から選手たちが県内の保育園や小中学校を訪れ、交流を続けてきた。モゴス選手はエリトリアの若手ホープで陸上1万m王者(自己ベストは27分58秒)で、五輪出場を目指している。言葉は通じなかったものの、颯爽と走る選手を見る子どもたちからは「速ぇ」、「すげえ」の声が続出。安齋宗寿朗君(11)は「フォームがきれい」と目を見張っていた。リレーでは子どもチーム対一人で勝負し、シャツ姿になって”本気”を見せる一幕も。モゴスさんは通訳越しに「子供たちから良いプレッシャーをかけられた」と話していた。