箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年5月27日
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明治期に活躍した浮世絵師・小林清親(1847年〜1915年)の作品展が5月29日(日)まで箱根湯本の正眼寺起雲閣で開催されている。清親の版画は光と影や色彩の変化などを細やかに描いており、従来の浮世絵とは一線を画した「光線画」と呼ばれ人気を集めた。18881年(明治14年)には写生旅行で箱根を訪れ、木賀や畑宿などを描いた作品も残している。展示作は先代住職の岩崎宗純氏のコレクションの一部で、当時の東京や箱根などを描いた60作を展示。入場無料で開館は午前10時〜午後4時。詳しくは同寺【電話】0460・85・5638まで。