箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年6月10日
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「真鶴の失われた宝」を探すため、28日に地元っ子など11人がヒントを求めて商店街を歩いた。 この「真鶴クエスト」を考えたのは真鶴未来塾の玉田洋さん(41)。地元っ子があまり外で遊ばないのを知り「もっと冒険してほしい」という願いを込めて昨年秋に第1回を開催した。宝のありかを知るためにはキーワードを集めなければならず、それらは駅前の「おおみちジョイナス商店会」に散らばっている。
眼鏡店を営む上原直光さん(78)は、ヒントの「店で一番高い品物」、真珠の指輪をショーケースから取り出した。子どもたちは図書館で「子どもの本の数」、肉の石川で「一番人気のお弁当」を聞き出し、宝が隠されているはずの荒井城址公園へ向かった。滑り台の下で箱を掘りだすと、中から出てきたのは、メッセージ=写真と「ねがいがかなうブレスレット」。子どもたちは「何をお願いしようかな」「お小遣いがほしい」とつぶやいていた。