箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年12月16日
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箱根駅伝の往路優勝校に町が贈る寄木製カップ(43cm)が、12月初旬に箱根町畑宿の工房で完成した。
今年のデザインは全体が市松模様。職人の金指勝悦さん(76)によると、今年発表された五輪エンブレムの「組市松紋」に刺激を受け、カエデやウルシなど5種類の木を組み合わせた「波紋市松」を採用、白黒がおりなす放物線で躍動感やスピード感を表現した。通算21作目となる記念カップを前に「今大会も面白い展開になれば。優勝校はこのカップで美酒を味わってほしい」と話していた。