箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年1月13日
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箱根町が景観まちづくり協力店にガラスと寄木細工で作った認定プレートを交付し始めた。ガラス部分は湯本の上田工芸が手掛け、寄木部分は畑宿の金指ウッドクラフトが作った。
町は店舗の外壁や屋根、屋外広告物や自販機などに一定の景観基準を設けており、この基準や景観条例も守る店を「まちづくり協力店」に認定している。これまで湯本や仙石原、箱根地域でそれぞれ1店が認定されており、新たに大和屋商店(温泉地区認定1号店)と、茶屋本陣畔屋(箱根地区2号店)が認定された。
大和屋商店は骨とう品などの販売店。同店の建物は25年ほど前に新築する際、町にふさわしい外観にこだわって設計されたという。背後の外輪山と調和した瓦屋根が美しく、エアコン室外機なども道路から見えないよう配慮している。
茶屋本陣畔屋は箱根観光船(株)が昨年オープンさせた土産物店と飲食店の複合施設。箱根関所周辺の街並みに合う和風建築の外観で、庭園も外国人観光客に人気がある。