箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年6月9日
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湯河原町中央の柏木秀草さん(77)が参加する書道研究グループ「紫陽会」が6月4日まで「メンバー5人で400歳」と題した書展を市民会館で開いた。
最年長の内桶香苑さん(小田原市池上)の米寿を記念し、15年ぶりの作品展を企画した。5人は33年前、小田原市内で開かれた書道講座で出会った。10人のうち、柏木さん、内桶さん、磯貝恵苑さん(85)、近藤峰翠さん(74)、坪田宋悦さん(71)の5人が残り、現在も月に1度の稽古を続けている。
40年以上に及ぶ自身の書の道を、「歳月人を待たず」の漢詩で振り返った柏木さん。「書きたいもの、やりたいこと、思い残すことがないように筆を持った作品ばかりが並んだ」と感慨深げな様子をみせた。