箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年11月17日
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都大路(京都)の全国大会をかけた神奈川県高校駅伝が11月4日に丹沢湖周回コースで行われ、相洋高男子が過去最高に並ぶ2位に入った。優勝した法政二高とは18秒差で全国を逃し、手応えと悔しさが入り混じる7区間・42・195Kmだった。
最長区間10Kmの1区で先頭集団に食らいつき5位、2区で800m国体覇者のクレイ・アーロン・竜波君(1年)が区間賞の走りで3位へ押し上げた。4区終了時点でトップと1分9秒差の4位となったが、5区で猛追を見せ3位に。6区は箱根町二ノ平在住の勝俣航希君(3年)。夏に足首の故障に悩んだ分、復帰レースを充実した表情で駆け抜けた。アンカーの石部夏希君(2年)は前年王者の藤沢翔陵を抜き去り、法政二との差を一気に縮めながら18秒後にフィニッシュ。勝俣君は部員が集う待機場所に戻ると思わず涙をこぼし「走れたことはうれしかったけど、1人3秒ずつ絞り出せなかった」と悔しさをにじませた。