東生田小学校の3年生児童6人が先月24日、専修大学生田キャンパスを見学に訪れた。小学生が自分で調べてみたい場所を訪問する同小の郊外学習「総合学習わんぱく探検隊」の一環。専修大学が「多摩区・3大学連携協議会」に取り組んでいることから、交流を目的に実施された。同大がこのような形で地域の小学生を招くのは初めて。
小学生たちがキャンパス内の図書館や教室、体育館などを見学。「図書館の蔵書数165万冊」「大学では授業に合せて学生が教室を移動する」「生田キャンパスの大きさは東京ドーム3・7個分」といった情報を知るたびに「すごい」と驚きの声があがった。
コンピューター室をガラス越しに見学した際は、子どもたちが大学生に手を振り、それに学生が応える場面や、すれ違う大学生とあいさつを交わす光景が見られた。
体育館では、展示されている長野オリンピックで実際に使われた表彰台の上で記念撮影や、バネの効いた柔道場の畳の上で前転などの運動を楽しみ、トレーニングルームでは器具を使わせてもらったりと、盛りだくさんの内容となった。
見学の最後にはプレゼントをもらい満足顔。「大きくなったら専修大学に入る」などの元気な声が聞かれた。
同大広報室では「外からの様子だけではなく、大学の中のことを知ってもらうきっかけになった。今後も積極的に区民の方々に大学に来てもらう機会を増やしていきたい」と話した。
専修大学を含め、明治大学、日本女子大学の区内3大学では、区民を対象に10月から見学会が予定されている。
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