百合丘高校の敷地をユリでいっぱいにしよう――。 生徒やPTA、自治会など地域の住民で取り組んできた「百合の花咲く丘プロジェクト」の成果を見てもらおうと9日、百合丘高校(南生田)で植栽場所の一般公開が行われた(=写真)。
昨年11月からヤマユリ100球をはじめとした5種類のユリの球根500球を校内に植えた。
同校の所在地は、かつて多くのヤマユリが自生していた場所だという。これまでにも同校では繰り返しユリを植えてきたが、上手に育つことはなかった。今回、麻生ヤマユリ植栽普及会の支援を受けながら取り組んできた。ユリの生育に有利な場所を選んで植えて万全の態勢で臨んだという。
安藤晴敏校長は「やっとこの日を迎えることができた。咲くかどうか気になって、芽が出てから毎日のように見ていた。生徒には自分たちの学校の誇りにしてもらえれば。卒業した生徒が母校に帰ってきてもユリが咲いているようにしたい」と話した。
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