鎌倉時代から菅に伝わる伝統行事の獅子舞が11日、薬師堂で行われた=写真。
菅の獅子舞は神奈川県指定無形民俗文化財に指定されており、菅薬師奉賛会と菅獅子舞保存会が継承している。後継者育成のため、保存会が地元の小中学生を集めて指導をしており、祭礼のこの日、披露した。天狗と獅子を演じたのは菅中学校の小田幹也さん(3年)、佐々木悠さん(3年)、佐々木平蔵さん(1年)、岩淵崇広さん(1年)。
重い獅子頭を身に着けて演技を披露するのは大きな負担となるため、これまでは短縮して演技を行っていたが、今年から1時間10分に及ぶ完全版を披露した。
演技が始まると、観客席からは次々とシャッター音が鳴り響き、見せ場では大きな歓声があがった。
保存会の宇津木東功(はるたか)会長は「例年以上に多くの方に来てもらえたようだ。まだ子どもたちの練習が足りない部分もあるが、長い目でみてもらえれば、さらにいい踊りになるはず」と話していた。
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