市民館の講座 「原爆症を知って」 ドキュメント作品上映
市民に原爆症について理解を深めてもらおうと、多摩市民館で2月11日(祝)、「原爆症認定集団訴訟の記録おりづる」の上映会が開かれる。事前申し込み不要。定員は当日先着100人。入場無料。
主催は川崎市教育委員会と同館。平和・人権学習「震災と原発を経て私たちが学ぶべきことプログラム」の一環として開く。
原爆症認定を巡っては03年春、被爆者が日本政府を相手に全国17の地方裁判所で訴訟を起こした。高等裁判所まで含めると、被爆者は29勝し、裁判史上で例のない結果となったものの、被爆者の声が届いていない実態もある。
この作品は、集団訴訟に至る経緯からその結末までを追いながら、裁判官は原告の主張を認めた理由や政府が救済に消極的な点などに迫っている。製作は原爆症認定集団訴訟の記録製作委員会。脚本・監督は有原誠治さん。2013年公開。73分。
上映後には有原監督と中川重徳弁護士による座談会を行う予定。会場は同館3階大会議室。午後1時30分から4時30分まで。
問い合わせは同館(【電話】044・935・3333)。
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5月3日
4月26日