古民家の構造が見られる貴重な機会――。日本民家園で県重要文化財「旧鈴木家住宅」の耐震工事が進み、現在、170センチほど地上から浮かんでいる状態になっている=写真。
旧鈴木家は19世紀初頭に奥州街道の八丁目宿(福島市)に建てられた馬宿。現在進められているのは、家全体を持ち上げて基礎工事を行う「揚屋(あげや)」と言われる工法で、家の基礎部分を改良し、建物内部や屋根裏にも補強を入れるという。工事は秋頃までかかるが、揚家の期間は3月上旬まで。期間中は工事用のフェンスの外側から見ることができる。
同園では22日に職員によるこの耐震工事の解説を行う。午前10時から約20分間。定員は当日先着20人。雨天中止。
問い合わせは同園(【電話】044・922・2181)。
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