ソーントン・ワイルダーの名作戯曲「わが町」の舞台を溝の口に置き換えた「わが町―溝の口」が、3月10日(木)から川崎市アートセンターで上演される。多摩区や麻生区の住民ら約50人からなる市民劇団「劇団わが町」が舞台に挑む。
「わが町―溝の口」は、故・長岡輝子さんの翻案・演出で1976年、多摩芸術学園(現・多摩美術大学)の卒業公演として高津区民ホールで初演された。明治時代の溝の口近辺を舞台に、日常生活の大切さなど普遍的なテーマをとらえており、日本国内のさまざまな町に置き換えて上演する祖となった。
40年の時を越えた上演に、今回演出を務めるふじたあさやさんは「今だったら、長岡さん、きっとこうなさるだろう、という舞台を作って長岡さんに捧げたい」と語っている。
公演日程は3月10日(木)から13日(日)までで、ダブルキャスト上演。チケットは有料。詳細・問い合わせは市アートセンター【電話】044・955・0107。
|
<PR>
多摩区・麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|