南生田の県立百合丘高校(藤原敬子校長)に咲くユリの花を一般開放する、恒例の「やまゆり観賞会」が7月9日(日)に行われる。正門付近で時間は午前10時から正午、小雨決行。
同校PTAや生徒、職員、長沢自治会のメンバーらが集まって「百合の花咲く丘プロジェクト」を2010年度に結成。敷地内をユリの花でいっぱいにし、「百合丘」の名にふさわしい学校にしようと、麻生山百合植栽普及会の協力のもと球根の植栽や水やり、草刈りなど管理を手がけている。
毎年50から60輪くらいが開花し、観賞会には多い年で150人以上が訪れるという。当日は同会顧問の貞本勉さんによる「やまゆり講演会」や、同校吹奏楽部のオープニング公演を予定。会場では茶道部の点前、料理部による水菓子がふるまわれる。
同校では「ユリの花の見頃は限られているので、この機会に楽しんでほしい」と呼びかけている。
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