麻生区黒川に稽古場を構える「劇団民藝」による、恒例の夏の稽古場公演が8月9日(水)から13日(日)に行われる。
客席と舞台の距離が近く、劇場公演とは異なる雰囲気を楽しむことができる稽古場公演。今年はユダヤ系アメリカ人作家によるニューヨーク・ブロードウェイ公演が大きな反響を呼んだ「負傷者16人」が上演される。90年代のオランダを舞台に、テロリストの青年がたどる運命を人間味あふれるストーリーで描いたドラマ。作品では人種やテロリズム、宗教などの問題や異なる文化の人間同士が直面する葛藤などを映し出している。
公演では、今年のアルテリッカしんゆり上演作「アンネの日記」でペーター役を演じた本廣真吾さんが青年役を担うほか、その伴侶となるノラ役を新人の白石花子さん、青年を助ける初老のユダヤ人役を杉本孝次さんがそれぞれ演じる。また俳優としてさまざまな舞台に出演した後、演出家に転身した西部守さんの演出初作品となる。
入場料は一般が2500円、学生1500円。公演時間など詳細の問い合わせは劇団民藝【電話】044・987・7711。
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