多摩消防署(白石与志夫署長)は先月20日、小田急線登戸駅の改札内で発生した救急事案に対し迅速な処置を行ったとして、登戸在住の藤井泰志さん(25)に感謝状を贈呈した。
藤井さんは東京消防庁麹町消防署勤務の消防士。昨年12月17日、同駅改札内で倒れている人を発見した藤井さんは、傷病者の呼吸や脈を確認。心肺停止であることがわかると、直ちに胸骨圧迫を開始した。周囲の人に119番通報やAED搬送を依頼し、AEDを使用した後、適切に救急隊に引き継いだ。
処置を受けた60代の男性は退院し、無事に社会復帰。藤井さんは「退院したとき、電話をもらった。自分がしたことは生きるか死ぬかにかかわること。本当にやってよかった」と話していた。
|
<PR>
多摩区・麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|