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「ひきこもり」から就労へ 取材協力/たまふれあいグループ
先月起きた登戸の痛ましい事件や、親子間の殺害事件などを受け、中高年の「ひきこもり」が取り沙汰されている。内閣府が昨年公表した調査結果によると、自宅に半年以上閉じこもっている40〜64歳が全国に推計61万3千人いるという。
ひきこもりは精神疾患や発達障害が要因となる場合も少なくない。区内で訪問診療や在宅介護事業等を展開するたまふれあいグループ(医療法人メディカルクラスタ)の鈴木忠代表は「社会に出ていくためには、単なる就労支援だけではなく医療面のサポートも重要。地域全体で支えるネットワークが求められる」と、支援の必要性を訴える。
同グループのたまふれあいクリニックでは、一昨年10月に「成人発達障害外来」を開設(毎週水曜、予約制)。16歳以上の発達障害の人が対象で、「コミュニケーションが苦手」「ソワソワして落ち着かない」といった症状を精神科医に相談できる窓口になっている。
就労をサポートする事業としては、登戸で就労移行・B型支援事業所「たまフレ!」を運営。2年間あるいは継続的に企業への就職を目指す同事業所では、軽作業やパソコン作業を通じて労働習慣を身につけ、生活や健康面からも就労に向けた土台を築く=写真。企業や家族とのチーム体制で、自社グループや地元企業への雇用促進にも尽力している。「『就職』というとハードルが高いかもしれませんが、一歩ずつ個々に合った支援を考えています」と担当者。
■たまフレ!/登戸2601ヨシザワ第5ビル2階/【電話】044・930・1177■たまふれあいクリニック/枡形2の24の6/予約専用【フリーコール】0800・100・3380
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5月3日
4月26日