多摩区老人クラブ連合会(山崎雅彦会長)の女性部が8月19日、交通安全を祈願する折鶴500羽を多摩区に寄贈した。
女性部が主体となって長年続く折鶴づくり。折鶴には「あぶないよ/けいたいでんわと/にらめっこ」「あわてるな/はやる心に/ベルト締め」など、交通安全を啓発する標語が書かれたしおりが付けられている。
贈呈式では、山崎会長と女性部の代表者10人が荻原圭一区長を訪問。区長へ折鶴を手渡し、言葉を交わした。山崎会長は「神奈川県の中でも、登戸は自転車事故が多い。皆さんに交通安全を心掛けてもらうと同時に、私たちも心掛けていきたい」と思いを伝えた。
折鶴は区の各部署や車の中に設置し、交通安全の啓発に役立てられるという。荻原区長は「一つひとつに交通安全に対する思いが込められている。また1年間、使わせていただく」と感謝を述べた。
折鶴は今年も稲田、登戸、中野島、菅、生田の5つの地区で200羽ずつ製作。区への寄贈のほか、区民祭で市民への配布を予定している。女性部長の柳けさ子さん(84)は「毎年のことだが、次の世代の人も一緒に取り組んでくれている。女性部として他の活動も頑張っていきたい」と語った。
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