川崎市多摩老人福祉センター(中野島)恒例の「ダンスパーティー」が12月18日に同センター大ホールで開催され、多摩区や麻生区から訪れた参加者約60人が社交ダンスを楽しんだ=写真。
昨年4月に指定管理者が交代し、川崎市多摩区社会福祉協議会が5カ年で運営に携わる同センター。今回のイベントは無料で、60歳以上の市内在住者を対象に参加を募った。初めての運営になるダンスパーティーでは職員が数カ月前から準備を進め、ミラーボールや飾りつけ、当日の進行、ライトなどの演出を手作りで手掛けた。
プログラムはフリー、ミキシングダンスのほかハンドベルグループによる演奏、講師の中村高子さんの指導のもと全員で踊る企画も。楽曲は約70曲が用意され、参加者はダンスを通じて交流を深めていた。職員の一人、長澤史緒さんは「この日を心待ちにしている皆さんに敬意を表し、楽しんでもらえるよう工夫を凝らした」と力を込めた。
同センターの社交ダンス講座OGで、現在も活動を続けている伊藤安莉さんは「人数が多くてにぎやか。初対面でも一緒に踊れるので、仲間づくりにもなる」と笑顔を見せた。池田稔郎所長は「地域柄、多摩区はこのようなイベントに対して協力的なので、交流も活発になっている。地域の協力を得ながら、今後も住民と一緒に施設を運営していきたい」と思いを語った。
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