NPO法人多摩川エコミュージアム(松井隆一代表理事)は、毎年8月の恒例行事「エコカップいかだ下り」について、今年からの開催中止を先月発表。2008年から昨年まで、12回にわたる催しに幕を下ろす。
多摩川の環境保全意識を高めようと参加者を募り、廃材を活用したいかだで川を下る企画。数年前に川崎市の支援が終了し継続が危ぶまれたが、17年はクラウドファンディング、昨年は市都市ブランド推進事業として助成を受けるなど、ボランティアスタッフの協力も得ながら続けてきた。だが、コース状況の悪化や乗船者の安全確保の面でも課題が残り、中止に。松井代表は「継続する体制ができていないのが現状。今後も他の取り組みで各団体と連携し、交流しながら自然のすばらしさを伝えたい」と話す。
今夏は、新型コロナの影響で他イベントも一部中止。ラフティングボート体験会は開催に向けて可否を検討している。
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