川崎生田ライオンズクラブ(阿部孝夫会長)は6月4日、献血運動を多摩区役所で実施した。
日本赤十字社などと連携し、献血を年4回企画している同クラブ。今年度最後のアクティビティだった今回は会員18人が参加し、通行人らに協力を呼びかけた。およそ5時間で74人が応じ、採血基準を満たした61人が献血。採血量は2万3千ミリリットルに達し、3月に読売ランド前駅で実施した前回より1万ミリリットル近く多かった。
新型コロナウイルスの影響でさまざまな活動が中止になり、会員同士が顔を合わせるのは、前回の献血運動以来3カ月ぶりだったという。阿部会長は「午前中から出足もよく、多くの方々に協力いただくことができた。多摩区職員も尽力してくれたことに感謝したい」と話し、「このようなときこそ地道な活動が大切」と語った。
県赤十字血液センターによると、4月から5月に県内の企業や街頭で実施した献血は、コロナの影響で計画の会場数に対して6割程度だったという。同センターの藤澤高基さんは「今回、平日でこれだけの協力をいただけたのは本当にありがたい」と感謝を表し、「安定的に患者に血液を届けるために、今後も呼びかけていく」と話した。
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