従来の2部から3部制に増やした会場開催と、オンライン配信の2本立てで行われる、来年1月11日の川崎市「成人の日を祝うつどい」。16歳から23歳の市内ゆかりの有志13人による実行委員会「成人式サポーター」が、コロナ下でも記憶に残る式典にしようと試行錯誤を重ねる。
式典の企画運営をまとめる実行委員長の小林宏奈さん(18)=川崎区在住=は「今回大切にしているのは『今年ならでは』。新成人にとって一度きりのこの日、一生ものの思い出をつくってほしい」と力を込める。式典のパンフレットに掲載される複数の新成人の写真は、背景をオンライン会議の画面のように仕上げるなど、今年を象徴するデザインにしたという。
式典のオンライン配信は、市ウェブサイトから視聴できる。市担当者は「事情があって式典に参加できない新成人をはじめ、家族や知人にも当日の様子を見て楽しんでもらえたら」と期待する。
式典は市とどろきアリーナ(中原区)で開催。2000年4月2日から2001年4月1日に生まれた市内住民登録者らが対象になる。
新ポスター決定
市は広報用ポスターとパンフレット表紙に使用するデザイン画を公募。応募18点の中から、最優秀賞を受賞した森口佳緒さん=高津区在住=の作品に決まった。
先月28日の表彰式で、森口さんは「新成人に明るい気持ちで参加してもらえるとうれしい」とコメント。福田紀彦市長は「こうした時代だからこそ、工夫を凝らして成人式をより良いものにしたい」と語った。
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