川崎市は10月30日、地球環境の向上に寄与した個人や団体42組を環境功労者として表彰した。
持続可能な社会の構築を目指すため市が行う環境施策で、今年で23回目。福田紀彦市長は「30年前、ごみ非常事態宣言を出したが、今では政令市でごみ排出量が最も少ない。皆さんの地道な活動の功績が大きい。今回の表彰を市民からの感謝と受け止めてほしい」と話していた。
多摩区関連では、団体で「もみじ会」と「登戸下河原町会」が受賞。もみじ会は、生田緑地ばら苑隣のもみじ谷を中心に樹木の管理や育苗を担い、生物多様性や里山風景の継承に貢献していることが評価された。登戸下河原町会は、長年にわたる清掃活動や、美化活動を通じた地域コミュニティの促進が功績として認められた。
個人では、廃棄物減量指導員として活動する塚越瑠美子さん(五反田自治会)、宮地良彰さんが受賞。両者とも、ごみの減量やリサイクルの推進に尽力してきた。
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