よみうりランドの植物園「HANA・BIYORI」で12月2日、多摩警察署や多摩消防署による合同訓練が開催された。各署員のほか、宮前消防署や県警本部機動隊、区危機管理担当、よみうりランド職員など、総勢およそ100人が参加。東京2020五輪・パラリンピックを控え、連携強化を図った。
訓練では、園内施設で外国要人招待のセレモニー中に、何者かが霧状のものをまき散らして白煙が上がり、傷病者が発生したことを想定。消防が現場の安全を確保しながら要救助者を救出し、化学物質の除染活動を手順どおりに進めた。さらに、駐車場内で爆発物とみられるものが発見されたと仮定し、警察が犯人確保と爆発物処理の流れを確認した。
訓練を振り返り、多摩警察署の倉林徹署長は「警察や消防、それぞれの対処能力の向上につながった。訓練後もいま一度点検を」と講評。多摩消防署の若林薫署長は「実践さながらの訓練だった。これからも訓練を重ね、さらに連携を強化したい」と語った。
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