一般財団法人多摩交通安全協会の副会長・関範雄さん(78)が、交通栄誉章「緑十字金章」を受章。多摩区安全運転管理者会会長の吉澤敏行さん(56)も「緑十字銀章」を受けた。多摩警察署で2月22日、表彰状が手渡された。
同章は交通安全活動等の功績をたたえるもので、警察庁長官と全日本交通安全協会会長の連名で表彰。例年は全国規模の表彰式が行われるが、コロナ下で多摩署での伝達となった。
長沢に住む関さんは1960年代から協会の生田支部に所属。2009年、副会長に就いた。交通指導員としては平成の初めから、毎月1日と15日に長沢団地の交差点に立ち、通学する児童らを見守った。「立っている間は事故なく終えることができた」と関さん。妻の洋子さんにも、全日本交通安全協会からの感謝状が贈られた。
登戸で建設業を営む吉澤さんは、区内事業所が所属する多摩区安全運転管理者会で会長を務めて5年目。会員不足が課題となる中、宮前区と麻生区との合同事務局をつくり存続する。「企業団体なので連携が難しい。知恵を出し合いながらやっている」と語っていた。
3人に対し「献身的な活動に感謝。頭が下がる思い」と倉林徹署長。多摩交通安全協会の原田弘会長は「多摩区では2年連続の金章。本当にすばらしい」と話していた。
※次号で関範雄さんの「人物風土記」を掲載
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