昨年3月にプレオープンし、市民活動の中間支援役を担ってきた多摩区ソーシャルデザインセンター(多摩SDC/岡本幹彦代表)。1年間の活動報告会が3月14日、区役所で開かれ、映像配信も含め関係者や区民ら約60人が参加した=写真。
各事業の担当者が登壇し、学生60人が運営に携わった「登戸まちなか遊縁地」や広報活動、子ども食堂、パン販売などの活動を報告。他団体との連携やリモート活用などについて多くの質問も飛び交った。若い人材の確保に関して、学生メンバーの伊藤直人さんは「SNS等で何度も目に触れる機会をつくる。楽しさから入り、実際に活動して面白みを感じてもらえる」と答えていた。
多摩SDCが資金を助成する活動支援事業の報告では、活用した6団体が発表。ウェブマガジンを展開した関戸翔太さんは「ネット上の情報発信を続けていきたい。(受給が)初めてでも利用しやすかった」と語った。
多摩SDCは同日にグランドオープンを宣言。多摩区の荻原圭一区長は「手作りマスクを区内保育園に配る活動や、さまざまな地域イベントへの参加が印象深い。少しずつ地域とのネットワークができている」と講評。岡本代表は「まだまだよちよち歩きの団体。これからも皆さんのご協力が必要」と呼びかけた。
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