任期満了に伴う川崎市長選(10月10日告示、24日投開票)の候補者に政策提言を行おうと、原案づくりのワークショップ「かわさき未来会議」が8月16日、市産業振興会館(幸区)で開かれた。主催は日本若者協議会関東支部、かわさき若者会議共催。
当日はオンラインを含めて16歳から27歳までの20人が参加。若者の関心が高いテーマとして「若者の社会参画」「学校教育」「ジェンダー」が挙げられ、グループごとに地元川崎や学校生活の課題などを話し合った。参加者からは「学校や地域社会の中で性的マイノリティへの理解が足りていない」「学校以外に球技ができる場所が減りつつある」など若者ならではの意見が上がり、議論を深めていた。
今後、原案を主催側でまとめて提言を完成させ、10月までに候補者に手渡す予定という。市内で活動する25歳以下のコミュニティ・かわさき若者会議の発起人、中野絢斗さん(24)は「川崎の若者たちが求めていることを行政や地域に知ってもらいたい。若者にとっても政治が身近な課題とつながっていることを感じてもらえれば」と話していた。
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