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川崎おやじ連 「生きがい」見つかる 市北部6グループ集い

社会

公開:2023年9月15日

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前列左から大下さん、ま・いい会の井野行義さん、しらはた21の大和谷泉さん。後列左からま・いい会の鈴木さん、おやじ考の久保田さんと最田さん、おいでよ会の相庭さん=9月5日
前列左から大下さん、ま・いい会の井野行義さん、しらはた21の大和谷泉さん。後列左からま・いい会の鈴木さん、おやじ考の久保田さんと最田さん、おいでよ会の相庭さん=9月5日

 「おやじの会」は、社会参加を通して仲間とつながり、地域の居場所を確保し、出番を得て地域の役に立ち、生きがいを見つける、そんなシニアが集う市民グループ。そして、「川崎おやじ連」は、市北部5区にある6つのおやじの会によるネットワークだ。

 おやじの会誕生のきっかけは1982年に宮前区で開かれた父親向け成人学級。川崎市、特に北部は当時ベッドタウンとしての性格が強く、都内で働き寝るだけのために市内に帰宅する人たちは「川崎都民」とも呼ばれた。そんな中で市が、地域との関わり方などを学ぶ講座を開催。その参加者が意気投合し自主グループ「おやじの会・いたか」を結成した。「普段家にいない父親を見て子どもが『いたか』と。時代性を表すネーミング」と同会世話人の大下勝巳さん(81)は笑う。

 90年に高津で「ま・いい会」が発足。91年「男とおやじの家族考(現おやじ考)」(麻生)、96年「おいでよ会」(多摩)、2002年「しらはた21」(宮前)、そして08年に「川崎パパ塾」(中原)が生まれた。世代が若いパパ塾を除く5会は内閣府から高齢者の「社会参加章」を受章している。

 各会員は、自身の経験を生かして地域行事への参加や寺子屋の講師など各区の特性に応じた活動に日々励んでいる。おやじ連としても、昔遊びと工作を楽しむイベントや有識者を招いた講演会、連絡会や親睦会を定期的に行っている。

茂住菁邨さん講演会

 そのおやじ連が9月22日(金)、多摩区役所生田出張所2階大会議室で講演会を開く。今回は南生田在住で内閣府の辞令専門官として元号「令和」発表時の墨書を揮毫した書道家の茂住菁邨さんが講師を務め、「『令和』誕生の裏側と辞令専門職の仕事」と題し講演する。午後2時〜4時。入場無料で誰でも参加可。定員90人先着順。(問)【電話】090・7211・4857

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