1983年創立の県立菅高校(吉田悦子校長)の40周年記念式典と講演が同校で行われた。
同校は「自律と自立」を基本理念に掲げる。現在は全校生徒988人が在籍している。
式典と講演は生徒を2つに分けて2回ずつ実施する形で行われた。
40周年事業実行委員会は「生徒が卒業した後も役に立つ話を」との思いから、(株)タフ・ジャパン代表取締役の鎌田修広さんに記念講演を依頼。鎌田さんは「こころ・自己肯定感・勇気(エールを送る)」と題して生徒たちに力強いメッセージを送った。
実行委員会の武藤純和実行委員長(53)は「講演も生徒に好評だった。40周年をみんなで盛り上げられたことをうれしく思う」と振り返った。
記念式典は、各教室でオンライン形式で実施。吉田校長は「1万2千人を超える卒業生が社会のさまざまな分野で活躍している」と話し「本校の良い所を十分に継承しながら、菅高校を支え、応援していきたい」と力強く語った。同校32期生で横浜F・マリノスの渡辺皓太選手からのビデオメッセージも流れた。
生徒会長の世古創之介さん(2年)は40周年を迎えた同校に対して「青春を作ってくれてありがとう。40周年の歴史の重みを感じる。菅高校がなければ、今の自分はない」と思いを述べた。
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