総合学習として2003年度から「エネルギー環境教育」に取り組んでいる枡形中学校(大津裕一校長)で11月17日、12の企業・団体・大学による出前授業が行われた。
毎年、産官学各分野から有識者を招き、全校生徒が分散して講義やワークショップを受講する。今年度は「プラスチック」をテーマに教室や体育館、屋外などでさまざまな授業が行われた。
3年続けて参加したウエインズトヨタ神奈川は、車に使用されているプラスチック素材や再利用の方法について、実際の車両を分解して解説。加えて、燃料電池車・新型MIRAIやHV車も展示し、ガソリン車との違いを説明した。授業を受けた小島大洋さん(3年)は「耐久性が必要な車などには金属が使われていると思っていたが、思ったよりもプラスチックが使われていることがわかった」、江口美羽さん(同)は「人にぶつかる可能性が高い部分はプラスチックを使っているという話が印象に残った」と感想を述べた。
環境教育の推進委員として8年目になる理科教員の清水亨さんは、「SDGs学習を通じて、課題を自分ごととして捉える力をつけ、大切にしていってほしい」と話していた。
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