生田緑地で12月2日と3日、2回目の「みんなの青空絵画展」が開催された。生田緑地共同事業体が主催し、アートユニットざらざらとすずき造形絵画教室(鈴木俊輔代表)が協力する形で実施された。
さまざまな場所を活用して、同緑地を訪れた人に楽しんでもらおうと5月に初めて企画された同展。今回は11月11日に行われたワークショップで、「みんなで生田緑地にすんでいる!?謎の○○をかこう」をテーマに大きな布に描いた絵が2枚飾られた。また、同教室に通う子どもたちが自由テーマで描いた油絵23点、ゾンビの指人形の工作30点もあった。
てるてる坊主の油絵を展示した馬上まなさん(14)は「自然の中で、広々としていて、絵が気持ちよさそうだった。狭い場所で見るよりもずっとよく見えた」と振り返った。リスを描いた須田芽衣さん(9)は「たくさんの人に見てもらえてうれしかった。また油絵を頑張って仕上げたい」と笑顔を見せた。
鈴木代表は「1回目は油絵だけだったが、今回は工作なども並び、楽しい会場になったと思う。作品を見た方も、作った子どもたちもよろこんでくれたのが、何よりうれしい」と話した。企画を担当した同事業体の高木遼子さんは、絵を立てかけるイーゼルの材料が緑地内の竹を使用していることにふれ「自然との調和に効果的だった。外で絵を見る機会は少ない。絵と自然が融合しており、訪れた人たちも普段と違った光景をよろこんでいた」と述べた。
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