川崎商工会議所は1月5日、同商議所KCCIホール(川崎区駅前本町)で賀詞交換会を開催し、昨年より約100人多い632人の企業の代表らが参加した。
あいさつに立った草壁悟朗会頭=上写真=は、年始に発生した能登半島地震と羽田空港での航空機事故の犠牲者を悼んだ。続けて、今回の地震で被災した富山県氷見市を昨年末に訪問した際、現地で発行が決まった約2千万円のプレミアム商品券について言及。「スピード感を持ち、事業者に寄り添う形で経済対策に取り組んでいたことに感動した」と述べた。
企業環境をめぐっては物価高騰や人材不足など経営環境が厳しさを増す。「先行きの不透明感がぬぐえないのはある意味当たり前。そうした環境の中で基本を徹底し、変化への対応を怠らず、知恵を絞り、工夫を凝らす」重要性を強調した。草壁氏は加えて、引き続き、地域の総合経済団体として企業の発展に尽力する決意を示した。
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