多摩区にゆかりのある団体や企業、行政機関などの代表者が一堂に会する「多摩区新年のつどい」が1月12日、登戸の日本料理柏屋で開催された。多摩区町会連合会(濃沼健夫会長)と多摩区社会福祉協議会(大澤敏夫会長)が主催した。
会場には招待を受けた区内の団体、法人、地元選出議員ら140人が訪れた。開式前に、能登半島地震の犠牲者に哀悼の意を示し、参加者全員で黙とうを捧げ、会場内には災害義援金を募る募金箱が設置された。
つどいでは区社協の大澤会長が開会を宣言。主催者を代表して登壇した区町連の濃沼会長は昨年の日本や多摩区内の出来事を振り返り、「今年は明るい話題が多い年になるように」と祈念した。また、市制100周年記念事業として今年開催される全国都市緑化かわさきフェアで、生田緑地がコア会場の一つとなっていることにふれ、「多摩区が皆さんのご協力で、明るくて犯罪のない、花と緑に囲まれた、若者に喜んでもらえるまちになることを期待している」とあいさつした。
来賓代表としてあいさつに立った藤井智弘区長は、「市制100年を契機に市民の皆さまに川崎市の歴史や特徴を知っていただき、市への愛着と誇りを持っていただきたい」と述べ、加えて、「コロナ禍で地域のつながりが少し弱くなったのではないかと感じる。区役所としては、より多くの皆さまが地域活動に関わる状況を生み出し、地域のつながりを活性化させていきたい」と力を込めた。
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