神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩区版 公開:2024年2月9日 エリアトップへ

子どもの権利 かるたで学ぶ 菅の放課後等デイ心花で

教育

公開:2024年2月9日

  • X
  • LINE
  • hatena
大学生(写真奥)らと絵札を取り合う子どもたち
大学生(写真奥)らと絵札を取り合う子どもたち

 菅にある児童発達支援事業所・放課後等デイサービス「心花(こはな)すげ」(鈴木章之代表)で1月26日、施設を利用する児童が、大学生4人とかるたで遊びながら子どもの権利について学ぶ取り組みが行われた。

 心花すげは、発達に課題があり、療育が必要と医師に判断された子どもたちが通う施設。今回の取り組みは、文京学院大学外国語学部(東京都文京区)の甲斐田万智子教授が監修、学生らが制作に関わり、2022年にSDGs教材として合同出版から発売された「世界の子ども権利かるた」を用いて、楽しみながら子どもたちに自分たちの権利について知っておらおうと企画された。

 当日は甲斐田教授のゼミで学ぶ長谷川未恵さん、嘉村康太さん、中村聖翔さん、飯田美咲さん(いずれも3年)が同施設を訪問。年長から小学6年までの9人の児童を2グループに分け、床にかるたを並べた。

 読み札には「しりたい 考えたい いろいろな道があること」「たすけてって 誰でも言って いいんだよ」などと、世界の子どもの現状や問題点が書かれ、1989年に国連で採択された「子どもの権利条約」の中の、どの条文にあたるかも記されている。かるたに興じながら、学生は子どもに「気になる絵はある?」と質問。絵札を指した児童に対し、その絵が表す意味を丁寧に説明していた。児童は「楽しかった」と声を弾ませた。

 同大の長谷川さんは、「なじんでくれるかと心配もあったが、受け入れて元気に取り組んでくれた。学んだことを友だちにも広めてもらえたら」と話した。鈴木代表は「自分の権利を守ることは相手が嫌だと思うことをしないことでもある。そういうものを学んでもらえたら。また、学生に来てもらうことが子どもの刺激になり初めての人に対する接し方などの学びになれば」と述べた。

多摩区・麻生区版のローカルニュース最新6

今年も生田多目的広場で

菅フリーマーケット

今年も生田多目的広場で

10月11日

笠原秋水さん書道展

麻生区在住・書家

笠原秋水さん書道展

17日からミューザで

10月11日

生田緑地で多摩区民祭

生田緑地で多摩区民祭

10月19日 ステージや展示

10月11日

市へ要望書を提出

全町内会連合会

市へ要望書を提出

新規10件含む44件

10月11日

打楽器の不思議な音色

打楽器の不思議な音色

リリオスで演奏会

10月11日

3コア会場で10/19開幕!

「全国都市緑化かわさきフェア」

3コア会場で10/19開幕!

10月11日

かわさきジャズは今年で10周年

川崎市内で20公演のホールライブと100ステージ以上の地域イベント

https://www.kawasakijazz.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 10月11日0:00更新

  • 10月4日0:00更新

  • 9月27日0:00更新

多摩区・麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年10月11日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook