神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩区版 公開:2011年1月14日 エリアトップへ

五穀豊穣祈って射的 長尾神社で「マトー」

公開:2011年1月14日

  • LINE
  • hatena
多くの氏子や近隣住民が見守る中、矢を射る介添人
多くの氏子や近隣住民が見守る中、矢を射る介添人

 矢を的にめがけて射って五穀豊穣と地域の安全を祈願する「射的祭」が今月9日、長尾神社で開かれた。

 「マトー」とも呼ばれるこの伝統行事は長尾神社奉賛会(鈴木恕(ひろし)会長)によって続けられている。射手は氏子の家から稚児と呼ばれる男児2人が選ばれる。実際には稚児に代わって介添人が的を射る。竹で編んだ直径1・5メートルほどの的を10メートル離れた場所から丸木の弓を使ってしの竹で作った矢で狙う。

 こうした弓矢で的を射る行事は市内では多摩区の子之神社や麻生区の高石神社など5カ所で開かれ、いずれも馬に乗らない歩射と呼ばれる形式だが、長尾神社は座布団に座ったまま射る特色がある。

 この日、稚児に選ばれたのは木村璃留(ひかる)くん(4)と小林俊大(しゅんた)くん(5)。見物人や氏子らが見守る中、稚児の2人が両脇に座り、介添人が矢を放った。寒風にさらされる中、うまく射ることが出来ないこともあり、稚児が「もっとさぁ」と声を掛けて見物人の笑いを誘う場面もあった。

 本来、長尾神社では射的祭を1月7日に決めて開いてきたが、十数年前から7日の次の日曜日に開くようにした。6つの地区に分けて稚児を当番制で毎年決めている。鈴木恕会長(85)は「地域で生まれた子を健全に育てたいという思いでこの行事を残してきた。当番制の仕組みでうまく組織が出来て続けられている」と話していた。
 

「バンバンなら私もいける!」

【新台入替】5月7日㈫「スマスロ交響詩篇エウレカセブン4」 ブラッサム・ポラリスで

http://www.prime777.co.jp/

<PR>

多摩区・麻生区版のローカルニュース最新6

「ばら苑の歩み伝えたい」

「ばら苑の歩み伝えたい」

ボランティアがCF挑戦

5月3日

春の看護イベント

多摩病院

春の看護イベント

5月13日 入場・体験無料

5月3日

良いまちを次代へ

地下鉄延伸期成同盟会

良いまちを次代へ

第6回総会で意思を共有

5月3日

市民に優勝を報告

Ⅴリーグ連覇 NECレッドロケッツ

市民に優勝を報告

5月3日

「風船爆弾」めぐる対談

登戸研究所資料館

「風船爆弾」めぐる対談

5月25日 参加者募集

5月3日

川崎市誕生、市民劇に

川崎市誕生、市民劇に

5月に2会場で上演

5月3日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

多摩区・麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

多摩区・麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook