観光コースづくりに挑戦 ガイド育成始まる
市民による観光案内人を育てようと、多摩区役所地域振興課が15日、「観光ボランティアガイド育成セミナー」を区役所で開いた。昨年に開かれた同様のセミナーの受講者を中心に定年退職した男性や主婦ら25人が参加した。
講座を通して新たな観光コースを開拓し、12月に観光客を招いてツアーを開くのが目標。この日は全6回講座のうちの初回。受講者はグループごとに分かれ、生田緑地や津久井道、長尾の里といった区内の観光資源を生かしたコースづくりに取り組み、各地の魅力を紹介しあった。
今回初めて受講したという区内在住の佐伯るり子さんは「多摩区に20年住んでいても知らないことが多い。地元を知りたいと思って参加した。先人の努力があって地元があることを実感した。多摩区は自然環境に触れ合える場が多い。新しく移り住んできた人にそうした魅力を伝えていきたい」と話していた。
受講者は今後、実際にコースを巡る実踏研修を受け、観光ガイドから手ほどきを受けながら心得も学ぶという。
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5月3日
4月26日