高校生の質問に元気よく答える児童
ボランティア活動に取り組む生田東高校のＪＲＣ部の15人が18日、東生田小学校を訪問して紙芝居による非行防止教室を行った。神奈川県警と県教育委員会が連携して取り組んでいる事業の一環。同校６年生96人が参加した。
紙芝居は友達に誘われて万引きをしてしまった子どもの話。部員たちが「お菓子を買いたいけれど、お金がないときはどうしたらいい？」などと児童に質問を投げかけると「ダメって言う」「親に相談する」などと答えが返ってきた。最後に部員たちは「自分で考えて正しい行動をとる」といった３カ条をまとめた「約束カード」を児童に手渡した。部長の和田真理絵さん（３年生）は「普段の活動と違い人前で話すのは緊張したが、子どもたちの元気の良さに助けられた。楽しんで取り組むことができた」と話していた。
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