資料を使って寺や町の歴史を説明する区民ガイド
区民が観光ガイド役となって区内の歴史や自然を案内するツアーが23日に行われた。20人のボランティアのガイドがこれまでに習得した接客術や案内術を披露し、ツアー客を誘導した。
ツアーは多摩区役所地域振興課の事業の一環。講座を開催し、区民のボランティアガイドを育成してきた。
この日は「多摩自然遊歩道・小沢城址を歩く」と「職人の街・旧津久井道を歩く」の２つのコースに分かれ、約30人のツアー客が参加した。あいにくの雨にもかかわらず、ガイドたちはそれぞれで用意した資料を使ってツアー客に多摩区の魅力を伝えていた。
参加者の一人、東三田在住の山本縁さんは「歴史が好きなので参加した。よく通る場所にもかかわらず意外と知らないことが多い。郷土のことは資料も少ないので興味深い」と話した。
ボランティアガイドの一人、加来義式さんは「多摩区は市内でも興味深い場所が沢山ある。勉強するのにはもってこいの環境。自分もまだまだ勉強中なので、もっと地域のことを知りたい」と話した。
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