日比野さん企画展20日から 岡本太郎美術館
日比野克彦さん（同館提供写真）
川崎市岡本太郎美術館（多摩区枡形７の１の５）で７月20日から、アーティストの日比野克彦さんの企画展が始まる。
日比野さんは80年代に領域横断的に時代を映す作風で注目を浴びた。サッカー好きとしても知られ、スポーツとアートの交流にも取り組む。今回の企画展は、自分チームと相手チームとの瀬戸際やせめぎ合いを表すサッカー用語「オフサイド」を取り入れ、「Hibino on side off side」と題した。海・水際との関わりが深い川崎で、岡本太郎のジャンルや枠を超えた力を継承する日比野さんの代表作に加えて縄文時代の土器などを紹介し、表現の根源を問うという。10月６日まで。観覧料は一般８００円、高・大学生・65歳以上６００円、中学生以下無料。
開幕に先駆けてきょう12日と14日、17日の３日間、日比野さんが同館を訪れ、公開制作を行う。各日とも午後１時から４時まで。会場は同館企画展示室。観覧料は無料だが、常設展時を観覧する場合は別途入館料が必要。
問い合わせは同館（【電話】０４４・９００・９８９８）。
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