神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩区版 公開:2013年10月4日 エリアトップへ

区内の介護従事者 地域包括ケアを議論 講師「看取る覚悟が必要」

公開:2013年10月4日

  • LINE
  • hatena
討論会に参加した区内の医療・介護関係者
討論会に参加した区内の医療・介護関係者

 介護される人が住み慣れた地域で最期まで自分らしい暮らしをどう続けられるか――。多摩区訪問介護事業所連絡会主催の「介護職のための連続講座」が9月27日、中野島会館で行われた。介護や医療分野の関係者や市民ら約80人が参加し、熱心に耳を傾けた。

 講師はNPO法人ささえる医療研究所代表で、北海道瀬棚町と夕張市の医療改革でも知られる村上智彦さん。「地域包括ケアとまちづくり」をテーマに講演。自身の経験から「日本は平均寿命も長く、医療レベルもWHOの評価で世界一なのに満足度が低い。大切なのはケアの充実。自分らしい最期を迎えるためには、本人と親子以外にも周囲で支える専門職などの看取るための覚悟が必要」と訴えた。

 「多摩区の地域包括ケアをどうするの?」と題する討論会もあり、医療や看護、介護の各分野の代表者をパネラーに議論を深めた。

 同連絡会の吉澤保さんは「参加したヘルパーさんにも刺激になったと思う。地域の介護者の学びの一助になればいい」と話した。

 参加者の一人、須崎よし江さん(75)は「身近な問題を思い浮かべながら話を聞いた。死と向き合うために世代間交流の大切さを痛感した」と話した。

多摩区・麻生区版のローカルニュース最新6

「川崎の名で初代王者へ」

NECレッドロケッツ

「川崎の名で初代王者へ」

市長に来季抱負語る

5月17日

輪島市に義援金250万円

多摩区菅町会

輪島市に義援金250万円

会員の寄付 現地へ届ける

5月17日

2400人を無料招待

藤子・F・不二雄ミュージアム

2400人を無料招待

市制記念日の7月1日に

5月17日

ごみアートの写真並ぶ

ごみアートの写真並ぶ

多摩区・せせらぎ館で

5月17日

日本とポーランドを描く

日本とポーランドを描く

5月27日 映画上映

5月17日

大開帳奉修始まる

大開帳奉修始まる

川崎大師平間寺 31日まで

5月17日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月17日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

多摩区・麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

多摩区・麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook