回収ボックスは学生の手づくり
専修大学の国際協力サークル「Ｓ・Ｉ・Ａ（シア）」が、書き損じの年賀はがきを回収し、特定非営利法人ハンガー・フリー・ワールドを通じて発展途上国を支援する活動を行っている。今年で５年目。
書き損じはがきは１枚42円となり、１枚でおかゆ１食分、８枚で苗木21本分になるという。昨年は１１４２枚を回収し、４万７９６４円になった。
回収ボックスは多摩区役所１階の総合案内のほか、専修大学、明治大学、日本女子大学の各区内キャンパス、いなげや川崎生田店、ベストライフ向ヶ丘遊園（老人ホーム）に設置されている。
担当した学生の由井孟さん（１年生）は「自分たち学生でもできる国際協力。昨年と同じくらいの寄付が集まればうれしい」と話した。
はがきは未使用のものであれば可。住所・氏名などの個人情報は塗りつぶすなどしてから投函すること。回収ボックスは１月31日まで設置される。
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