春の装いでモデル気分 ショーへ向けシニア奮闘
講師（中央）からウオーキングの指導を受ける参加者
「シニアファッションショー」の開催を控え、市民モデルが先月19日、市役所庁舎内で開かれたレッスンに臨んだ。３月20日の本番当日に披露する衣装に身を包み、現役モデルの講師からウオーキングのポイントやポーズの決め方などの手ほどきを受けた。
このイベントは川崎市市民こども局が企画し、シニアファッションショー実行委員会が主催。「春の装い」をテーマに65歳以上の市内在住者54人が出演する予定という。
参加者は昨年11月から歩き方やメイクのレッスンを重ね、今回で８回目となる講習をこなしてきた。この日は、思い思いの春らしいファッションで登場し、本番さながらのポーズと表情を決めていた。
最高齢の参加者、野村ツルさん（89歳／中原区）は「講習では、いろいろな人と交流できて楽しい。当日はあまり自信がないけれど、頑張りたい」と話していた。
当日は参加者がステージに登場する際、子どもの頃や孫と一緒に写っている写真などをスクリーンに映し、コメントを司会者が読み上げる演出を予定している。
同局の担当者は「これまでの人生があって、今がある。そしてこれからますます輝いていくというストーリーにしたいと思い企画した」と話す。
ショーはサンピアン川崎（川崎区富士見２の５の２）で午後２時から（午後１時開場）。入場無料。協賛企業のブース出展もある。問い合わせは川崎市市民こども局市民文化室音楽のまち推進担当（【電話】０４４・２００・２３０６）。
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