川崎市 市民参加で新総合計画 8月31日、多摩区検討会
新たな総合計画づくりに向けた市民参加の取り組みとして、川崎市が8月31日、「川崎の未来を考える市民検討会」を多摩区役所で開催する。先着10人まで傍聴することができる。
今回の検討会は各区で開催され、各区30人程度の市民が議論に参加する。無作為に各区から600人を抽出し、その中から参加者を募った。こうした方法で参加者を集めたのは初めての試みという。
現行の「川崎再生フロンティア」の策定から9年が経過し、少子高齢化の進行や人口減少社会の到来、東日本大震災の発生などの社会環境の変化に対応するのが目的。検討会での市民の意見を踏まえて、市は今年8月下旬に策定方針を公表し、16年3月に新たな総合計画を策定したい考え。
全市に先駆けて川崎市役所で今月5日、検討会がすでに開かれ、27人が参加した。グループごとに分かれて川崎市の10年後のあり方や川崎区での今後の課題などを話し合った。
市の担当者は「明るい雰囲気で新鮮な議論が行えたと思う。結論を出すのは難しいが、(計画方針を決める)一つの材料になるので、7区から様々な意見が出てくることが大切」と話した。
多摩区役所の開催会場は11階1101会議室。午前10時30分から午後4時まで。
市はホームページ内「新たな総合計画に関するご意見をお聞きするページ」でも意見を募集している。
他区の開催会場と日程は以下の通り。▽宮前区=7月20日(宮前区役所会議室)▽幸区=7月21日(幸区役所会議室)▽高津区=8月9日(高津区役所会議室)▽麻生区=8月10日(麻生区役所会議室)▽中原区=8月23日(エポックなかはら)各区とも午前10時30分から午後4時まで
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5月3日
4月26日