「かわさきマイスター」の作品を展示し、技術を披露する「匠展」が先月25日と26日、多摩区役所1階アトリウムで開かれた。12人のマイスターが登場し、来場者の注目を集めた。
川崎市は、極めて優れた技術・技能を活用して産業や市民生活を支えている人を「かわさきマイスター」に認定している。匠展は、こうした技能を尊重し、ものづくりへの関心を高めようと開催し、今年で7回目。
26日に参加した和服仕立て業のマイスター吉田茂さんは来場者にメジャーをあてながら「着物はシルエットがないから丈を詰めるなどの方法でサイズを調整することができる」と話し、交流を楽しんでいた。
小平市から訪れたという細野美保さんは「職人の人と直接話せるのがいい。展示されている座布団を買おうかどうか迷っている」などと話していた。
介護服を展示していたマイスターの栗田佐穂子さんは「介護の相談に来た人や図書館帰りの人など色々な人々と出会うことができた。多くの人が集まる区役所で開催する意義を感じられた」と話した。
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