子どもたちの将来の夢や希望、就職などの社会的自立に必要な能力や態度を育むキャリア教育をテーマにした「かわさき教育フォーラム」が11月29日(土)、川崎市教育文化会館大ホール(川崎区富士見)で開かれる。川崎市教育委員会が主催する。
09年と12年に行われた全国学力・学習状況調査で川崎市の子どもの「自尊意識」や「将来に関する意識」はいずれも全国平均を下回った。この結果を受け、市教育委員会は15年度からスタートする新しいかわさき教育プランに「キャリア在り方生き方教育」を重点施策として位置づけ、市内全ての市立学校で取り組む方針を示している。
フォーラムでは、筑波大学名誉教授の渡辺三枝子氏が「未来につながるキャリア教育」と題した基調講演を行う。多くの保護者や教職員と接してきた自身の経験をもとに、キャリア教育の基本をわかりやすく解説する。
パネルディスカッションでは、地域、保護者、教職員らがそれぞれの役割を考える。コーディネーターを務めるのは小松郁夫常葉大学教職大学院教授。
渡邊直美教育長は「フォーラムを通じ、川崎版キャリア教育について一緒に考えてもらえれば」と参加を呼びかける。
午後1時30分から4時45分。入場無料だが事前申込が必要。定員は800人。申し込みは氏名、電話番号、参加人数、手話通訳や保育希望者はその旨を記入の上、川崎市教育委員会へファクス(【FAX】044・200・3950)、ホームページ(http://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000061201.html)から。11月25日(火)締め切り。
問い合わせは市教育委員会総務部企画課(【電話】044・200・3244)。
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