新校舎を前に現地の子どもたちとプリックのメンバー（矢花さん提供）
市内の美容師、理容師らでつくるＮＰＯ法人プリックジャパンビューティーのメンバーが今月９日から13日にかけて、建設を支援したカンボジアの小学校を訪問した。
「寄付してくれた人、協力してくれた美容師や理容師の代表として訪れた。新校舎を見て、役立っているんだなと実感した」と話すのは、区内で美容室ルカを営む矢花敬さん。
プリックは98年から途上国の子どもの教育支援や被災者支援の活動を開始し、昨年２月にＮＰＯ法人化した。カンボジアに小学校を建設するため、毎年７月にはチャリティカットを開催するほか、各店舗で寄付金を集めている。
今回の訪問には区内の「伝説の美容室フォルトゥーナ」スタッフらも参加。プリックが支援して建設した３校目の小学校を訪問し、子どもたちの髪をカットしたという。矢花さんは「子どもたちの素直な瞳をみて、逆にパワーをもらった。現状を考えると、もっともっと教育環境を整えることが必要」と話した。
プリックの活動には、区内から美容室ルカ、伝説の美容室フォルトゥーナ、美容室ラ・クープなどが参加している。
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