多摩区と麻生区でケーブルネットワークサービスなどを行っている(株)ジェイコムイースト町田・川崎局(矢端雅子局長)が地域向けの防災活動として、屋外で流れる行政無線放送を部屋の中でも聞くことが出来る取り組みを7月から開始する。
今回のサービス提供は、昨年10月に同社が川崎市と締結した防災協定の一環として実施されるもの。現在の防災情報サービス用の端末は、ケーブルテレビ回線を活用して気象庁からの緊急地震速報を発信してきた。7月からは地震速報に加え、川崎市が発信する「緊急告知放送」や「通常告知情報」といった行政の無線放送もこの仕組みを活用して流れることになる。同社によると屋外スピーカーの音と、端末から流れる放送のタイムラグは1秒ほどだという。
これまで屋外のスピーカーから流れる防災無線はマンション同士による反響などが原因で鮮明な音を聞くことが出来なかったり、住環境の改善で屋内では聞き取ること自体が困難なことも多かった。同サービスは安心・安全なまちづくりに取り組む同社の地域貢献活動の一つ。
端末はジェイコム加入者は月額300円、未加入でも同500円で設置することが出来る(ケーブル工事などは別途料金)。防災情報サービスに関する問い合わせは同社(【フリーダイヤル】0120・999・000)へ。
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