「アベ政治を許さない」とポスターを掲げ、声を上げる参加者ら（18日、登戸駅のペデストリアンデッキで）
安全保障関連法案に反対し、安倍政権に抗議する一斉行動が全国各地で行われた18日、多摩区内でも登戸駅や生田駅、久地駅などでポスターを掲げた参加者が抗議活動を展開した。
この抗議活動は、ノンフィクション作家の澤地久枝さんやジャーナリストの鳥越俊太郎さんらの呼びかけで、全国各地で行われた。多摩区内では９日に「戦争法を許さない!!多摩区実行委員会」が発足され、参加者が集まった。
登戸駅ペデストリアンデッキでは約70人が参加し、「戦争法を許さない」「戦争法案を廃案に」「孫や子どもを戦場に送らない」などと訴えた。
署名活動も行われ、２８０筆を集めたという。
主催した同委員会メンバーの櫻田信人さん（64）は「『安倍さんひどいよ』という気持ち。この抗議活動に若い人や母親も関心を持っているように感じる。呼び掛けることで広まってほしい。廃案まで頑張りたい」と話していた。
参加した鹿内栄司さん（36）は「平和に暮らしたい。戦争に行くのはまっぴらごめんという思いで来た」と話していた。
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