振り込め詐欺の被害防止に協力したとして、多摩警察署(寺澤陽公署長)が先月、横浜銀行生田支店に感謝状を贈った。
3月4日、高額の預金を引き出そうと同店を訪れた70代の女性客に、行員が積極的に声をかけて確認。女性が現金を持ち帰ることを強く希望したため、同署に連絡したところ、「勤務先の書類が入ったかばんをなくしたので、すぐにお金がほしい」という、女性の息子になりすました手口だと判明した。
川島悦子支店長(48)は「銀行にとってはお客様の大切なお金。どこまで声がけをして確認するか判断は難しいが、警察署の協力で防ぐことができて感謝している」と話した。
同署によると、多摩区内の振り込め詐欺発生件数は昨年1年間で19件。今回のように金融機関との連携で被害を防いだケースは、15件あったという。
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