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多摩区版 公開:2016年8月12日 エリアトップへ

川崎の長所 一冊に 21大都市データを比較

社会

公開:2016年8月12日

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 川崎市には若い世代が多く、人口増加比率や出生率が高い――。市は先月19日、市の長所や特徴を、全国の大都市の統計と比べてランキング形式でまとめた冊子「大都市データランキング カワサキをカイセキ!」の2014年版を刊行した。

 この冊子は、政令指定都市・東京都区部の計21大都市の統計を比較した「大都市比較統計年表」からまとめたもの。人口や経済・財政などの特徴をグラフや解説をつけて紹介しており、他都市と比べて川崎が上位になるものなどをわかりやすく取り上げている。毎年刊行しているが、今年は文字を大きくするなどして刷新。市統計情報課によると、「統計に興味を持ってもらえるように、親しみやすくリニューアルした」という。

15〜64歳の人口割合は最高値

 データによると川崎市は、出生数から死亡数を引いた「自然増加数(4211人)」を人口(146万1043人)で割った「自然増加比率」が0・29%と、29年連続で1位。転入数から転出数を引いた「社会増加数(7601人)」と合わせた「人口増加比率」は0・81%と、大都市平均より高い比率で推移している。

 また、生産年齢人口となる15〜64歳の割合が70%と最も高く(=図参照)、平均年齢も41・5歳で最も若い。出生率(0・99%)も25年連続1位で、有業率は62・7%と東京都区部に次いで高いなど、働く若い世代が多く暮らす都市であることがわかる。

 他にも、1世帯当たりの年平均1カ月間の教育費の支出割合(7・87%)が1位で、1人当たりの図書貸出回数(1・87回)が3位であることなどが明らかになっている。

 冊子は各区市政資料コーナーや市立図書館などで読閲覧できる。市ホームページから無料でダウンロードも可能。

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